昨今の日本において、IT人材の不足が課題視されており、多くの企業でITに知見を持った人材が必要とされています。
ニーズの高いITコンサルタントですが、転職を検討している方は、未経験でも転職できるのかについて不安を抱えている方も多いのではないでしょうか?
ここでは、ITコンサルタントの仕事内容から、未経験でITコンサルタントに転職することについて、さまざまな視点から解説していきます。
●ITコンサルトの仕事内容とは?
ITコンサルタントの業務の領域はかなり広く、企業や部署によって業務の範囲が大きく異なります。
具体的には、Webページの改善を提案したり、クライアントが抱える課題について解決させるシステム開発を行ったりなど、ITに関わるさまざまな業務を行います。
ITコンサルタントは、能力が突出して高い人よりも、IT全般における幅広い知識を持っている方が人材として重宝される傾向にあります。
●未経験でITコンサルタントに転職するということ
ITコンサルタントに未経験で転職できるかどうかについてですが、結論をいえば可能です。コンサルティング会社の採用データを鑑みると、経験者と未経験者の比率は2:8の割合となっているようです。
8割程度の未経験者が、コンサルティングは未経験ながらも採用されているということになります。今後についても、ITコンサルタントが未経験であっても、ポテンシャルの高い人材であると認められれば、十分ITコンサルタントへの転職が可能です。
しかしいくら未経験とはいえ、どんな人でも採用されるとは限りません。
ITコンサルタントに未経験で転職を成功した人の特徴についてですが、採用されやすい人物像としては、以下が挙げられます。
・システムエンジニアなどITのスキルが備わったITエンジニア
・企業経営に携わったことのある金融業界経験者
・中小企業診断士といった専門知識を持っている人
これらの経験がある人は、ITコンサルタントに採用されやすいといえます。また、対人能力が高い人についても、素質があるとみなされるケースがあります。ITコンサルタントは、仕事の性質上、他者との関わりが大切な仕事です。そのため、傾聴力や説明力などが採用で重視されます。
●まとめ
ITコンサルタントは、多くの企業で未経験者を採用している実績があるため、未経験であってもチャンスはあります。
未経験で転職を考えている方は、是非ここで紹介した内容を参考に、ITについての知識をしっかりと身につけた上で、転職を成功させましょう。